後の祭り 2017 5 6

「韓国にいる日本人とアメリカ人は、人質なのか」

2017年5月6日の読売新聞には、このような記事がありました。

 朝鮮半島で有事発生。
     ↓
 シェルターに一時避難。
     ↓
 在韓米軍が、釜山まで、日本人とアメリカ人を陸上輸送。
     ↓
 日本の海上自衛隊が、釜山から福岡などとの間で日本人とアメリカ人をピストン輸送。

 外務省によると、韓国にいる日本人は、5万7千人。
アメリカ人は、20万人以上と推定される。
(引用、以上)
 戦時に、陸路で25万人を避難させるのは、不可能でしょう。
北朝鮮が、ソウルに対して、核兵器や化学兵器を使用した場合は、
このような避難計画は、「絵に描いた餅」でしょう。
 私は、2003年から何度も警告をしました。
北朝鮮による朝鮮半島統一があると。
その時、韓国人は、「下層階級」となると。
 もちろん、通常兵器では、
北朝鮮は、韓国軍に勝つことはできません。
 しかし、核兵器や化学兵器を使用すれば、
勝利の可能性はあります。
 北朝鮮が「EMP」を使う可能性があると警告したのは、2003年です。
「EMP」とは、核爆発による強力な電磁パルスの発生です。
高高度で核爆発が起こると、強力な電磁パルスが発生して、電子機器は死滅します。
 たとえ、ソウル上空でなくても、
韓国に近い北朝鮮の高高度で、核爆発が起こると、
その影響は、極めて広範囲に広がります。
 事実上の国境である「停戦ライン」に対して、
ソウルは、あまりにも近すぎるので、
都市も基地も、韓国南部に移転させるべきだと書いたのも、2003年でした。
 もはや、後の祭りか。
しかし、日本では、「人質」がいる場合の交渉は、長引くのが常識ですが、
たとえ「人質」がいても、早期解決を図る国もあります。
 戦車は、気密性が高いので、
前線で核兵器や化学兵器が使用されても、
直撃を受けなければ、生き残れる可能性は高いと言えますが、
そもそも、戦車は、人員輸送車ではありません。






























































































トップページへ戻る